第一弾 小早川秀秋
これは謀反っ……。それも下克上並の……!
死ぬのか?ここで座して死すのか……!?
首級に挙げるために必要なのは……勇気。
そう、鍬を手にして落武者狩りする……覚悟!!

毎週土曜日発売。価格は六文。
第一弾は『小早川秀秋』!

以降続々とお館様増殖中。
あなたは一人のお館様に命を捧げますか?
それとも・…



第一弾 小早川秀秋・復刊(豊臣秀吉)
極楽のお義父さま、いえ、おやかたさま。
おやかたさまはそれがしをほんとうの子供のように可愛がってくれたよね。
秀頼が生まれて、よそのおうちに行けって言われたときはそれがしとっても悲しかったよ。
でもそれがしは知ってる。おやかたさまはいつもそれがしを気にかけていてくれた。
小早川っていう名門のおうちや、金吾っていうすごい官職がなによりの証拠。
なのに…なのに…、ああ…おやかたさま。内府がすごい顔でそれがしを睨んでるの…。
おやかたさま、それがしに勇気をください。
このままじゃそれがし、それがし…


第二弾 尼子勝久(尼子晴久)
それがしのおやかたさまはそれがしの家が嫌いなの、、
おやかたさまはそれがしの爺様と父上を亡き者にしただけじゃあきたらず
それがしの命まで、、
おやかたさま、、なんで?なんで家のために頑張っていた爺様たちを殺しちゃうの?
なんでそれがしの命まで狙うの?
それがし死にたくないよ。
もうここにいられないから京へいくことにしたんだ。

それから月日がたち、、、
おやかたさまは亡くなって次のおやかたさまも毛利に捕まりました。
そう、家は滅んだのです

それからしばらくたって山中って人が家を再興するから当主になって欲しいって言ってきたの
・・・・・・これはもしかしてそれがしがおやかたさまになれるってこと?
すごいや!それがしがおやかたさまになれるなんて・・・
それがし絶対やさしいおやかたさまになってみせるよ。


第三弾 今川氏真
おやかたさまに萌えながら、戦乱の時代を生きのこっていく燃える本です。


第三弾 今川氏真・復刊(今川義元)
まろの父上は風雅の道を解する風流人でおじゃる。
文弱大名と侮るなかれ、「海道一の弓取り」今川義元その人でおじゃる。
父上が天下を平らげ、血で血を洗う戦いの世が終わったら、
まろは大好きな和歌や蹴鞠の道を極め、人々の心を慰めるでおじゃる。
人にはそれぞれ、自分の器に合わせた生き方があるのでおじゃる。

え!?父上が桶狭間で討たれた?
まろが家督を継ぐのでおじゃるか?
どうしよう、まろに駿遠三の太守なんて無理でおじゃる。


第四弾 明智光秀(織田信長)
それがしのおやかたさまったら他の配下に優しくしてばかり。
どうしてそれがしの気持ちに気づいてくれないの?
このままじゃ、それがし、それがし…


第五弾 冷泉隆豊(大内義隆)
それがしのおやかたさまったら相良武任ばかり優しくして、蹴鞠やら連歌やら
公家の遊びに興じてばかり。
どうして陶殿の横恋慕に気づいてあげないの?
このままじゃ、それがし、それがし……


第六弾 森蘭丸(織田信長)
こんなことになるなんて……。
惟任日向守殿御謀反ではお屋形様もそれがしもここまで……。
ううん。でも、それがし後悔なんかしてない。
お屋形様に仕えて、お屋形様の御前で倒れることができるんだもの……。
願わくば生まれ変わっても、ううん、一生どころか九生先までもまた君臣の契りを結びたい。
そして、それがしのことを「お蘭」って優しく呼んで。


第七弾 万見重元(織田信長)
おやかたさまの近習になってはや数年……

仙千代はお茶会の接待やお遣いでがんばって出生街道まっしぐら。
有岡の城攻めでおやかたさまにいいところをみせようと思ってたのに、
弾がいっぱい飛んできて……

そしたらおやかたさまったら、お蘭なんて小僧っこの色目に騙されて、キィーーー


第八弾 片倉小十郎(伊達政宗)
天下には素敵な大名がきら星のごとくいるけど、それがしのお屋形様は政宗様だけ。
太閤殿下に誘われたりしたこともあるけど、この景綱の心は政宗様のもの。
こーんなに小さい、梵天丸と呼ばれていた時からの仲だもの。
景綱にとって政宗様が特別なお屋形様であるように、景綱も政宗様の特別な家臣でいたい。
天下の片倉と呼ばれるよりも、伊達の片倉と呼ばれたいの。


第九弾 朝比奈泰朝(今川氏真)
喧嘩もからきし、人付き合いもヘタ。なにをやってもダメなお屋形さま。
それがしがついていないと何にもできないんだから!
物憂げに和歌を詠んだり、鞠を蹴ったりする姿に、それがしキュンとしちゃう!

えっ、隣のいじめっ子にいじめられた!? 
もうっ、それがしのお屋形さまになんてヒドイことを!
お屋形さまはそれがしが守ってみせる!
お屋形さまがいない世界でサムライなんかしたくない!


第十弾 猪苗代盛胤(蘆名盛興?)
それがしに家督を譲っておいて、ちちうえったらいちいち文句ばっかり
次のおやかたさまをめぐって蘆名のお家はにっちもさっちもいかないし、
どさくさにちちうえったらそれがしを追い出そうとたくらんだ!

あげくの果てには伊達に鞍替えしたちちうえなんか、もう一門の恥さらし
戦場で出会っても、それがし手を抜いてなんてあげないもん!
もうちょっとだけ、まともなおやかたさまに出会いたかったな……


第十一弾 正木時茂(里見義弘)
それがし、この国の海が好き。
南国の明るい空も、菜の花の咲く丘も大好き。
そして、お屋形さまが、好き。
あの汚い北条の奴らに、勝手なことはさせない!
それがしとお屋形さまはただの主従じゃない、深い絆で結ばれた盟友(とも)だから。

関東の豪族たちが、お屋形さまの馬前にひれふして、
サトミさま!サトミさま!と憧れとともに呼ぶのが見たい!
古河に正統な公方さまがいる、平和な関東を取り戻したい!
それがしのこの槍で、お屋形さまのを天下にとどろかせてみせるよ!


第十二弾 和田惟政(足利義昭)
それがしのおやかたさまって必死すぎ!
いくら信長の無礼が積み重なったからって、身の程をわきまえなきゃ今の世の中
夕餉にはありつけない。
兄上の巻き添えくらったんじゃ、そりゃあ死んで花見が咲くものかっていうけれど、
だからといって頭の中がお花畑じゃ、冥土の兄上様だって草葉の陰で泣いてるよ

やれ今日は武田だの、やれ明日は上杉だの、わざとらしく涙を滲ませた手紙なんか
送っちゃって、手まわしすりゃあいいってもんでもないのにさ、悪あがきもほどほどにしてってのに。
そんなおやかたさまにくっついて、それがし、何年になるんだっけ?

もう疲れちゃったよ……


第十三弾 三木顕綱(姉小路頼綱)
冬。雪は音もなく降りしきる。
山峡の盆地に開かれた耕地も、静かにたたずむ城も、
峠を越える街道もみな、真っ白に覆われてゆく。
閉ざされた山国には誰も入って来ない。
斎藤も、武田も、織田も…… 誰も邪魔したりはしない。
今は、お屋形さまと二人きり。

囲炉裏に照らされたお屋形さまの横顔。
見とれている自分に、ハッとする。
お屋形さまの横顔が、本物の貴公子みたいに見えたから。
このまま永遠に雪が融けなければいいのに……

お屋形さま…… 
むかしみたいに、「おにいちゃん」って呼んでいい?

ほかの武将に心を移したら、それがし、何をするかわかんないよ。
おにいちゃん……


第十四弾 下間頼廉(本願寺顕如)
大阪本願寺、それがしのおやかたさまは
とても坊主とは見えぬお方。今日も織田軍相手に気合入れて戦っておりまする。
しかし、最近毛利の船団が来ないせいか、味方ははらぺこでござる。
しかし、おやかたさまは「仏敵、ぶってき」と叫んで鬼神の如く戦っておりまする。
それが、それがしには、最近「ビフテキ、ビフテキ」と聞こえるようになりました。
坊主も食わねば、戦はできませぬ。


第十五弾 篠原長房(三好長治)
若年の身で家督を継ぐことになったおやかたさま。
わたしが守ってあげなくっちゃ。
新加制式はきちんと守ってね。
法華騒動なんて起しちゃだめだよ。

……おやかたさま、どうしてわたしを怖い目で見るの?
ぜんぶおやかたさまのためなんだよ?
わたし、どうしたらいいの?


第十六弾 村上通康(河野通直)
今日も瀬戸内海に暗雲がたちこめる。大内の軍勢が攻めてきたのだ。
おやかたさまはおろおろするばかり。
大丈夫!それがしにまかせて。自慢の水軍で追い払ってあげる。

それがしが戦に勝って帰ってくると、おやかたさまったら
次のおやかたさまはそれがしだよって言ってくれたの。

でも、他の家臣がそれをきいて猛反対。
おやかたさまは、とうとうお城をおいだされちゃった。
それがしのせいでごめんね、おやかたさま。


第十七弾 島左近(石田三成)
それがしだって軍略家の端くれ。
徳川内府相手の大戦(おおいくさ)、勝ち味が薄いのは分かってる。
でもね、勝敗は考慮の外。
士は己を知る者のために死すって言うでしょ?

三成様は高宮郷に隠棲していたそれがしの庵を訪ねてくださった。
よき友としてお付き合いくだされと言ってくださった。
たった四万石の知行から、一万五千石を割いて召し抱えてくださった。
ここまで買ってくれた三成様をもり立てて、あの江戸内府を向こうに回して
大立ち回りを演じさせてあげたい。

義に拠って老奸徳川内府を討ち申す! なんてね。
ホントはそんなことどうでもいいの。
私だって、内府の立場にいたら、同じことをしていたと思うわ。

天下分け目の大一番。
勝つ方に機敏に付いて家名を残すのは武家として当然のこと。
でも、巨きな敵を向こうに回して存分に軍略の限りをつくすのも、これまた男児の快事とするところ。
たった十七万石の治部少輔が、二百五十五万石の江戸内府を討つ。
それがしは三成様を助けて、戦場(いくさば)に一華咲かせることができれば本望。
その相手が、天下一の弓取りの江戸内府ならこれ以上はないわ。
ねぇ、そうでしょう? 三成様?


第十八弾 立花道雪(大友義鎮)
もう!おやかたさまったら!
毛利を追い出したら、すっかりフヌケちゃって〜、お祈りばっかりしてても、戦には勝てないのよ!
「今日から、わしはドン・フランシスコじゃ!!」
「日向に、神の国をつくるのじゃ!!」
あ〜ん、昔のおやかたさまに戻って〜!

あっ!おやかたさまがまた神社、仏閣に火をつけてる!半笑いで!
あれほど、火遊びはダメって、それがしが言ったのに〜!
また、それがしが怒られちゃう…おやかたさまのイジワル!
でも、それがし負けないもん!今日もおやかたさまのために、それがしファイトだよ!
…えっ、今回の島津2万5千?!大名直々?!

高橋ぃ、雨が近づくとなぁ。動かねえはずの俺の足がよぉ、うずくんだよぉ…


第十九弾 加藤清正(豊臣秀吉)
それがしのおやかたさま、天下人。すごいおかた
それがし、一生懸命おやかたさまのためにはたらいた。
それなのにおやかたさまったら治部の野郎ばかりかわいがってる
市松とそれがしすねちゃうよ。
そんなこといってたらそれがしおやかたさまの逆鱗にふれて謹慎になっちゃった。
おやかたさまどうしたら許してくれるんだろう・・・。

あ!!地震だ!!でかいぞ!

おやかたさま・・・心配だ・・・。すぐ飛んでいきたい。でもそれがし謹慎中・・・
どうしよう。
でもそれがし行くよ!行かなきゃいけないんだ!まってておやかたさま!


第二十弾 井伊直政(徳川家康)
大好きなそれがしのおやかたさま・・・
新参者のそれがしを可愛がってくれて
立派な赤いお洋服まで与えてくれた・・
おやかたさまのためなら、それがし赤飯も食べないでがんばっちゃう!
今日も自慢の赤いお洋服で出陣!福島なんかに先陣は取らせないよ!


第二十一弾 柿崎景家(長尾景虎)
それがし、戦が三度の飯より大好き!

おやかたさまと一緒に、血沸き肉踊る戦場で槍を振るっていると、
胸が熱くなってくるのがわかる
それがしのおやかたさまは、まごうことなき軍神だ
そんなおやかたさまと戦に明け暮れるそれがしって幸せ者

なのにおやかたさまったら、奉行だの留守居だのを務めよ、だなんて
それがしを置いてきぼりに戦に行っちゃった……。
大好きなおやかたさまのため、それがしも今度ばかりは我慢して
立派にお留守番を勤めてみせるよ

でも次は、また戦場で美酒を味わおうね


(東)第二十二弾 酒井忠次(徳川家康)
それがしとおやかたさま、小さい頃からずっと仲良し。
その大事なおやかたさまの土地、余所者にめちゃめちゃにされるなんて
それがし絶対許せない!でも相手はとっても強くって…

大変、おやかたさまのピンチ!
それがしにまかせて、きっとおやかたさまを守ってあげる!
それがしの叩くこの太鼓、おやかたさまの胸に届け!


(西)第二十二弾 磯野員昌(浅井長政)
それがしのおやかた様はとても美男子なお方。
奥方も絶世の美女と言われておりまする。そして、夫婦仲もすばらしく、仲むつまじく
それがしにとって立派なおやかた様と思いまする。
されど、おやかた様城が落城寸前のときに奥方の心配などしているから勝てないのですぞ。
それがし、行方くらましますぞ。


第二十三弾 竹中半兵衛(斎藤龍興)
それがしのおやかたさまは、父君を早く亡くされたので
ずいぶん若くして家督を御継ぎになされました
それがしは日々どうしたらおやかた様がよろこんでくれるか
考えているんです
それなのに・・
それなのにおやかた様はみんなで私を笑いものにするのです
もうそれがし怒っちゃいました
おやかた様の城を奪って・・・はっ!
それがしたらなんて悪いことを考えていたのでしょう
このままじゃそれがし・・それがし・・


第二十四弾 岡部元信(今川義元)
それがしのおやかたさまは、天下に一番近い人。
今日だって尾張までやって来て織田の子倅を成敗するの。
え?おやかたさまが討たれた?
味方は壊走?
そんな…それがし泣いちゃう。
恐い。逃げ出したい。
でも、それがしまで逃げてしまったら、誰がおやかたさまを国に連れ帰るの?
待っててね、おやかたさま。
うまくできないかもしれないけど、それがしがんばって必ずおやかたさまを御連れします。


第二十五弾 山中鹿之助(尼子勝久)
それがしのおやかたさまは、流亡の大名。
ううん、実を言うとね、お坊さまになっていたおやかたさまを
それがしが還俗させちゃったんだ。てへっ。
だって、おやかたさまはそれがしの大事な主君。
おやかたさまのためなら、たとえ火の中厠の中。
でもそれがし、悪いもののふなの。
おやかたさまと一緒にいられるこの時間がずっと続けばいい…
お家再興なんかせずに、おやかたさまとずっと一緒に戦っていたい…
そんなことを考えながら…それがし、お月様に向かってこう言うの。
「願はくは、我に七難八苦を与え給へ」


第二十六弾 長野業正(山内上杉憲政)
それがしのおやかたさまはとても由緒ただしいお方

そんなおやかたさまが一声かければ、我も我もと板東武者は勢揃い
名門よろしく、おやかたさまはとても素直で無垢なお方
戦に奇策を弄するなんて、その高貴な血が許さない

そんなおやかたさまのおおらかな心をもてあそんだ、どこの馬の骨とも知れない
北条をそれがしはけっして許しはしないよ
甲斐の山猿や小田原の成り上がりなんかに、この上野を渡すもんかっ!

それがしはひとりになっても、おやかたさまになり代わって戦ってみせる
ほら、おやかたさまの人徳と威光に惹かれて、今日も同志が舞い戻ってきた!

おやかたさま、越後の地でそれがしの武運をお祈りしててね


第二十七弾 湯浅五助(大谷吉継)
おやかたさまったら体が動かないのに戦に出るって言うんです。
おまけに眼も見えないのにね。
こうなったらそれがし、おやかたさまの眼になってあげる。なんでも指示してね。

もう、こんなところで服をはだけて・・しょうがないな〜
・・・・って切腹?!え?首を絶対敵に渡すな?
おのれ小早川、それがしのおやかたさまを・・おやかたさまを・・
呪い殺してくれるわーー


第二十八弾 直江兼続(上杉景勝)
それがしのおやかたさまは、とっても寡黙。
人前ではめったに笑わないの。
それも全て、おやかたさまのお父上が偉大すぎるお方だったから。

いつも「先代は…」「先代は…」と比べられること、
きっと、おやかたさまは、辛い思いをしていたと思うの。

でも、それがしがおやかたさまを支えてみせるの。
それがしとおやかたさまが二人で力を合わせれば、
きっとお父上にも負けないぐらい、この家を盛り立てて行けると思うの。
西の丸のタヌキが挑発してこようと、きっと切り抜けてみせる。

だからおやかたさま、それがしの前では、背負った荷を下ろして。
それがしの知略も、全ては、おやかたさまのものだから。


第二十九弾 下方貞清(織田信秀)
それがし、槍のあつかいに於いては人後におちはしない

たとえ今川の軍勢雲霞の如く参ろうと、おやかたさまの馬前に死すなら本望
そう心に誓い、それがしは手柄をたくさんあげた
おやかたさまも微笑んでくれたよ

それなのに、忌々しい病がおやかたさまを奪い去った
もう、おやかたさまとともに戦う事はできないんだね
おやかたさまとお別れして、それがしの槍も錆びついたみたい
長い乱世の末に、小豆坂の七本槍も既にそれがしひとり

もうすぐ、それがしもおやかたさまのところへいくからね


第三十弾 高坂昌信(武田晴信)
それがしのおやかたさまはとても強いおかた
最近は諏訪、上野を転戦して忙しいけど、
いつか二人っきりで美しい山々を見に行こうね。
それまでそれがし、おやかたさまのために頑張っちゃう

え?おやかたさまから手紙??
なになに・・「愛しているのはおまえだけ・・」
...ってこれって恋文?!
キャーーーー、どうしましょう?!?!
それがしこまっちゃう・・